干支 丑

 
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ようこそ「イロネンド」へ! このサイトでは色粘土と羊毛フェルトで作る動物作品を紹介しています。

丑-ウシ

由布島の水牛車

 今回のモチーフは、沖縄県西表島と由布島の間を人を乗せて運ぶ、観光用の水牛車。青い空の下、三線の音を聴きながら水牛車に乗って浅い海を渡っていく。西表島に行ったことのある人なら乗ってみた人も多いでしょう。
 私が学生のころ所属していたサークルは、1・2年生の春休みに春合宿として西表島に行くのが恒例行事。私も1・2年の2回と、他の名目で1回だけ西表には行きました。3回か…思いが強い割には行ってないんだなぁ。毎年でも行きたい島なんですけどね。動植物を追っかける人たちには最高に楽しい所です。
 で、そんな生き物追っかけな私たちビンボー学生も、由布島に行ってみました。水牛車の横を歩いて。人が歩けるほどの浅瀬なので、水牛車に乗るなぞ金の無駄!と思ったのでしょう。せめて水牛車より早く島に着こうと頑張って歩いたのは青い思い出です…もう大人になったことだし、次に行ったらちゃんとお金払って乗ってみますとも。
 ちなみに、頭に付いている花はいかにも沖縄!というハイビスカスなわけですが、これは確か由布島の水牛たちはつけていなかった。竹富島にも観光の水牛車があって、そっちは可愛らしくハイビスカスをつけてました。すごーく可愛かったので、採用。笑

スイギュウという生き物

 水牛はその名の通り、水が大好き。というか、水に浸かってないとないと休まらないっぽく、観光地で働く彼らも休憩時は水場に連れてってもらってました。もともとアジアで水田を耕す労働力として活用されてきた家畜で、水場で重い物を牽くのは得意とするんでしょう。肉牛や乳牛に比べてずいぶん小さいウシだけど、太くて短い頑丈な脚でズンズン進む姿はなんとも頼り甲斐のあるものでした。

今回は背景付き!

 ありがたいことに、ハコイリクロッキーの紙の人にご指導いただき水牛にピッタリの背景をつけることが出来ました。今まで白バックか背景の素材を変えるかしか能のなかった私なので、かなり画期的。毎度撮影には失敗や苦労の連続だったので、本当に助かりました。あと、最終的な画像処理と文字入れをしてくれたのは我が姉。二人には本当に感謝です。一人でもできるようにこれから頑張らんとなぁ。
 背景のモデルは、もちろん由布島。かなりイメージ通りの仕上がりになりました。う~ん、背景ってイイ。寒中見舞いの文字は、慣れないペンタブで自分で書きました。字が…汚い!! 可愛い字、きれいな字を書くことも今後の課題です。笑

丑丑年寒中見舞い

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  • 仕様:モデルマジック 完全立体
  • 制作:2008年12月
  • 高さ:水牛5.5cm 牛車9cm