干支 子

 
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ようこそ「イロネンド」へ! このサイトでは色粘土と羊毛フェルトで作る動物作品を紹介しています。

子-ネズミ

世界最大のネズミ。

 子年のモチーフに選んだのは、世界最大のげっ歯類であるカピバラ。
 近頃はカピバラさんなんていうキャラクターも登場するなどしてちょっと有名になっている。たぶん。自分が極端に動物好きなせいで、普通の人たちがどの程度の生き物を知ってるのか正直わからないことが多々あるんだけど、カピバラはきっとみんな知ってますよね? 自信ない…動物園にもけっこういるから見たことない人は見にいくといいよ!
 カピバラはモルモットを巨大にしたような姿をしていて、大きさは体長1.2メートル。ちょっとした犬くらいあります。小学生のころモルモットを飼っていた私としてはかなりツボな生き物で、いつかその姿をアマゾンに見に行かねばと思ってる。そんなわけでせっかくネズミが主役の年ということで、カピバラにモデルになってもらいました。
 ちなみに小さいほうは野生のハツカネズミ。ワイルドマウス。カピバラだけじゃネズミっぽさがいまいちなのと、カピバラの大きさを示す意味で作りました。…が、カピバラを先に作ったらネズミが大きくなっちゃった。なかなか計画的に作れませんです。

もう少し、FIMOでいさせて…

 なんていうとFIMOが簡単みたいだけど、そういうことではなく。この年はもうモデルマジックを使う気力が最初からなく、じっくり形を決められるFIMOを使うことにした。というのも年末が迫って時間がないからっていうのは毎年のこと。どうしてクリスマス前までに作れないんでしょうねーこれは長年の悩みです。
 モデルマジックは乾燥に弱く、作る時はけっこうなスピードで形を決めていかねばなりません。だからチンタラやってると、あぁ乾いちゃった最初からやりなおし!ってなことになっていつまで経っても完成しない場合がある(私の場合、ですが)。その点FIMOだと、納得いくいかないは別として、時間をかければなんとか完成形にまで持っていくことができる。なんとかモノになるわけです。焼く前までは盛ったり削ったりできるし、とにかくじっくり取り組めるところが良いところ。うまくやれば断然モデルマジックのが早いはずなんですけどね。
 モデルマジックとFIMOって、同じ色粘土でありながら付き合い方が全く違う。楽しみ方も、出来るものも。そこんとこ、両方と楽しく付き合っていきたいものです。

見どころは?

 ブタといっしょ、指!笑
 ネズミも巨大になるとカバみたいな足になるんですね。今回も指作ってる時が一番楽しかった。動物って細部を見てみると実に多様な形をしていてとっても面白いのです。

080101kingasinnen.jpg子年年賀状
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  • 仕様:FIMO 完全立体
  • 制作:2007年12月
  • 高さ:3.5cm